2023.01.10 LIFE 年始こそ心に留めたい「時の流れはトソウウヒのごとし」 #ジャネーの法則 #兎走烏飛 あけましておめでとうございます。 昨年はコラムをご覧いただき、本当にありがとうございました。 2023年も楽しんでいただける、ちょっと役立つ情報をお届けし、「その発想はなかった、ちょうどこんな商品が欲しかった」と驚かれる商品でお客様の暮らしをイロドリます! 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 では、新年初のコラムをお届けします♪ ■ウサギとカラスが教えてくれる時間の大切さ皆さま、お正月はどのように過ごされたでしょうか。3年ぶりに移動制限が緩和され、国内外の旅行や帰省をされた方も多いかもしれませんね。 終わってしまえば瞬く間だった年末年始のお休み。この「あっという間に月日が過ぎていくこと」を表す熟語が“トソウウヒ”です。 漢字で表すと“兎走烏飛”。「兎」は月、「烏(からす)」は日(太陽)のたとえであることから、「兎」と「烏」で月日を示しています。 そして、「飛」や「走」は経過が早いことを表す言葉。つまり、時間が速く過ぎ去ることを意味しているんですね。 この熟語を見ていると、ウサギとカラスが目の前をダーッ!と過ぎ去るようなイメージが浮かんで、なんとなくソワソワ。効率よく物事を進めようという気になります。 ■時間は年々、短くなっている・・・かも年を重ねるごとに、1年がどんどん早く過ぎていくと感じませんか。実はそれ、気のせいではないみたいです。 フランスの哲学者ポール・ジャネの主張によると、「生涯のある時期における時間の心理的長さは、年齢に反比例する」そうです。 要は「生きてきた年数に応じて、1年をどんどん短く感じるようになる」のだそうです。言い換えれば、年を取るにつれて人生における1年の比率は小さくなるということです。 例えば、50歳の人にとって1年の長さは人生の50分の1ほどです。一方、5歳の子どもにとっては人生のほぼ5分の1程度。 つまり、50歳にとっての10年間は5歳にとっての1年間に、5歳にとっての1日は、50歳にとっての10日にあたるということになります。 人生の中で1年が占める割合が少なくなっていくので、体感として時間が短くなったように感じるというロジックです。 これは「ジャネーの法則」と呼ばれています。名前はジャネですが、法則名は「ジャネー」なんですね。 ますます兎走烏飛です。やばい。しかし、ジャネの法則から逃れる方法が2つあるそうですよ! 1つめは新しい体験をすること。初めての体験をすればするほど、刺激になって時間を長く感じるそうです。 2つめは、待ち遠しくなるほど楽しみな予定を増やすこと。何かを待っている時間が長いほど、体感時間も長くなるそうなんです。 楽しい予定をたくさん作って、ワクワクしながら待つ時間を増やしましょう♪ こんな方法なら、楽しみながら取り入れていけそうですね。仕事にプライベートに、新たなチャレンジとワクワク感を取り入れて頑張ってまいります!この1年も、どうぞよろしくお願いいたします。