2021.04.12 LIFE 令和のぬか漬けLIFE #ぬか床 #ぬか漬け #伝統食 #発酵食品 #糠漬け ぬか漬け(糠漬け)好きですか?お家時間が増えて、始めてみたというかたも多いのではないでしょうか。 ご存知、日本の伝統食ですが、どうしても「めんどくさい」というイメージがあるのも正直なところですよね。思い返せば、実家にはぬか床がありました。毎朝、母親がせっせっと床下収納から重そうな茶色い容器を取り出し混ぜていた光景が浮かびます。 あの茶色いツボのようなもの、“切立かめ”や“丸かめ”と呼ばれるそうです。 ぬか床は、毎日かき混ぜるという手間があるので、中々始めるにも重い腰があがらないという方も近頃は、一週間に1度ほど混ぜればOKな糠漬けキットも販売されているので挑戦しやすくもなりましたよね。 「1日1回は混ぜるのよ」と実家を出て家庭秘伝のぬか床をおすそわけしてもらい始めようと私も思ったことありましたが、1日、、、1回、、、のプレッシャーには打ち勝てず諦めた記憶があります。このコラムがリリースされる日までには簡易キット探してみようと思います。 日本には納豆、みそ、しょうゆ、甘酒など沢山の発酵食品がありますが、ぬか漬けも発酵食品ですよね。発酵食品と聞くだけで何だか健康美容に良さそう。米ぬかを発酵させたぬか床に漬けるだけのぬか漬けは、実は野菜の栄養素を高めるといわれているんです。野菜をぬか漬けにするだけでアップする栄養素はビタミンB1!ぬかには白米の20倍ものビタミンB1が含まれています。ビタミンB1は水溶性のビタミン。ぬか漬けにするだけで野菜にしみ込んでいくそうです。 そして、発酵食品にふんだんに含まれるのが、植物性乳酸菌!!植物性乳酸菌は生きて腸まで届き、善玉菌のえさとなって善玉菌が増えて悪玉菌を減らします。善玉菌は増えると腸内環境が整って、便秘の改善につながります。 糠漬けの中で私がダントツに好きなのがキュウリ。きゅうりには栄養素がほとんどないといわれていますが、ぬか漬けにするとぬか床の栄養素もバランスよく取り入れることができます。きゅうりには、ホスホリパーゼと呼ばれる脂肪燃焼酵素が含まれていますのでビタミンB1も一緒に取れると聞いたら、ぬか漬けにする一択ですね。 旬野菜で季節を楽しむ ぬか床を始めるにも春が最適といわれていますが、旬の野菜を取り入れてみては?【かぶ】かぶの旬は3~5月の春と、10~11月の秋。 通年出荷されていますが春物はやわらかく、秋物は甘みが強く美味しさもアップします。 【たけのこ】たけのこは2月頃から出回り始め、5月頃までがシーズン。カリウムが多く含まれ、体内の余分な水分やナトリウムを排出し、降圧作用やむくみの改善が期待できます。 【キャベツ】キャベツは通年出荷されている野菜ですが、やはり今の時期見かける春キャベツは甘みがあり柔らかくおすすめです。 野菜以外にも、チーズやゆでたまごなど変わり種を楽しむのもいいですね。 発酵パワーで免疫力UP! ・食品のうまみを引き出し、栄養価を上げてくれる・食品の保存性を高めてくれるそのままでは腐ってしまう牛乳も、発酵させてヨーグルトやチーズにすると長く保存することができますよね・ヒトの腸内環境を整えてくれる食品中に含まれる乳酸菌などの菌は加熱調理や胃酸によって死滅してしまうことがほとんどですが、実は死んだ菌も、善玉菌のエサになったり、悪玉菌の出す有害物質を吸着して外に出しやすくしたりと、善玉菌のサポート役として大事な役割を果たしているんです。 いいこと尽くしな発酵食品ですが、気を付けたいのは塩分です。漬物、チーズ、味噌など、発酵食品には塩分やうまみの強いものが多く、ついたくさん食べてしまいがち。塩分の取りすぎは高血圧や腎機能を低下させる原因となりますので食べすぎに注意しましょう。 手軽に気軽に発酵食品にチャレンジできるPRISMATE(プリズメイト)発酵グルメポット 楽しく使えるレシピブック付 PR-SK007もおすすめです。