
LIFE
七夕を楽しむ4つの方法
7月7日は七夕です。皆さんは七夕の日、
どんなふうに過ごされているでしょうか。
子供の頃は短冊に願い事を書いたという方は多いかもしれませんね。
また、旧暦のなごりで8月7日が七夕だった、という方もいるでしょう。
Life on Products店長の地元も、七夕は旧暦でした。
カレンダーの7月の絵が七夕で、
不思議に思っていたことがありました。笑
七夕は元々中国の行事で、
日本には奈良時代に伝わったといわれています。
始めは宮中での行事で、一般的に広まったのは江戸時代。
そこから全国各地に広まりましたが、
その過程で行事も地域によって違いがあり、北海道や東北のある地域では
ハロウィンのようにお菓子をもらいに各家を訪問する風習があります。
元々の風習をアレンジして楽しむのは、
日本人ならではの性質かもしれませんね。
そこで今回は改めて「七夕を楽しむ4つの方法」についてご紹介します。

■楽しみ方1 生の笹を部屋に飾る
七夕が近づくと、花屋さんで笹が売られているため、
お部屋に飾って楽しむのも◎。
笹の爽やかな香りがかすかに漂い、気分転換にも良さそうです。
笹の葉は乾燥に大変弱いため、
霧吹きで葉水するなどのお手入れが必要です。
笹の葉にお願い事や決意を飾って、
改めて目標を立てたり自分を振り返るのもいいですね。
■楽しみ方2 カンテラを作る
カンテラという言葉になじみのない方も多いかもしれません。
カンテラとは空き缶などで作った筒状の照明で、
中にろうそくを立てて吊り下げたもの。
東北や北海道の七夕イベントでは、
子供たちがこの提灯を提げて町内を練り歩き、
お菓子をもらうのですが、カンテラは夏の夜を彩る楽しいアイテムのため、
取り入れてみるのはいかがでしょう。
【作り方】
1)空き缶の片側を缶切りで外し、
片側は釘と金づちで適当に穴を空けます。
星形など模様にすると、光が漏れてきれいです。
2)筒の上部2箇所に穴を空けて吊り下げ用のワイヤーを通し、
持ち手になる棒または割り箸などに巻き付けます。
3)缶の中央にロウを少量垂らしてろうそくを固定するとできあがり。
子供たちがカンテラを提げながら家族とともに歩く姿は、
宮沢賢治の小説に出てくる「烏瓜のあかり」を彷彿させます。
ほのかに灯る温かい光は夏祭りを彩る象徴的なアイテムとして描かれており、
七夕と日本らしい風流を楽しめそうです。
■楽しみ方3 織姫と彦星を観測する
織姫と彦星は夏の大三角形の2つのため、簡単に見つけることができます。
日が暮れて東の空でひときわ明るく輝くのが、織姫(ベガ)です。
織姫のほか、2つ明るい星があり3角形を作っています。
織姫を頂点として、右下で輝く明るい星が彦星(アルタイル)です。
織姫の左下にある星がデネブ。
天気が良い場合は街中から離れると、天の川も見られるかもしれません。
7月7日は夜空を見上げてみるのも楽しいですよ。
■楽しみ方4 七夕的そうめんを楽しむ
七夕の日のメニューを皆さんはご存じでしょうか。
私は知らなかったのですが、
天の川をイメージしてそうめんを食べるご家庭も多いそうです。
薄焼き卵や野菜、ハムやチーズなどを星形に切って、
七夕的盛り付けにするのもおすすめです。
そうめん用のつゆにゼラチンを入れて固めて、ジュレ風にすると食卓も華やかに!
簡単で美味しい七夕そうめん、ぜひお試しください。

今回は七夕の4つの楽しみ方のご紹介でした。
今年は家族や友人たちと七夕を満喫するのも風流でいいかもしれません♪