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「大雪」「大寒」、同じ「大」でも読み方が・・・

冷え込みが一段と厳しくなり、
いよいよ本格的な冬が迫ってきましたね。

11月22日は暦の上で「小雪」。
「わずかながら雪が降り始める頃」を表す言葉です。

暦には「小雪」の他にも「春分・秋分」「夏至・冬至」などの言葉がありますが、
これらは全て「二十四節気」に由来しています。

二十四節気とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、
さらにそれぞれを6つに分けたもの。
4×6で24ということですね。

二十四節気は、中国の戦国時代に考案されたといわれています。

中国の気候をもとに作られたため、
日本の気候とはややずれている部分もあります。
例えば、日本特有の「梅雨」などは、大きくずれています。

冬の節気は立冬・小雪・大雪・冬至・小寒・大寒の6つ。
詳しく見ていきましょう。

・立冬(りっとう)11月7日頃:この日から立春の前日までが冬
・小雪(しょうせつ)11月22日頃:日差しが弱まり、冷え込みが厳しくなる
・大雪(たいせつ)12月7日頃:本格的に雪が降り始める
・冬至(とうじ)12月21日頃:1年のうち夜が最も長くなる日で、
柚子湯に入ったりかぼちゃを食べたりする風習がある
・小寒(しょうかん)1月5日頃:この日から寒さがさらに厳しくなる
・大寒(だいかん)1月21日頃:寒さがピークに達する、1年で最も寒い時期

二十四節気は日が固定されていないので、
年によって1日程度、前後することがあります。

それにしても、大雪は「たいせつ」なのに、大寒は「だいかん」と読む不思議・・・。

外国の方々が「カンジ、ムズカシイ!」と嘆く気持ちがよくわかります。

小雪の時期に旬を迎えるのが、
春菊や長ネギ、青梗菜、小松菜などの葉物野菜や、
大根、レンコンなどの根菜類。

冬至に食べる風習があるかぼちゃも、
この頃から甘みが強く、おいしくなってきます。

魚介類ではタラバガニ、フグ、サワラなど
お鍋にピッタリの食材も旬です。

カニやフグは気軽に・・・とはいきませんが、
サワラと葉物野菜でお鍋なんていいですね!

これからの寒さに備え、早めにしておきたいのが冷え対策。

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寒さをやっつけて快適に過ごしましょう!

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