2022.04.11 CULTURE LIFE

『タマゴ』と『うさぎ』

いきなりですが、みなさんは4月というと何を思い浮かべますか。
エイプリルフール、お花見、入学式、卒業式、新生活等・・・
沢山思い浮かびますよね。

そんなイベントが盛りだくさんの4月ですが、
日本ではまだまだ馴染みのないイベントですが、
ジワジワと知名度が上がっている『イースター』について
少しご紹介しよう思います。

毎年日にちが異なるのが『イースター』の特徴の一つ。

これはイースターの日が、『春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日』
とされているからだそう。

今年の『イースター』は・・・4/7です！

そもそも『イースター』とは英語ではEaster、
イエス・キリストの復活をお祝いするお祝い事で
日本語では『復活祭』とも呼ばれています。

近年では『イースターエッグ』や『イースターバニー』など、
イースターのシンボルモチーフが、街中でも見られるようになりました。

何故イースターには『卵』『うさぎ』がモチーフになっているのかご存知でしょうか。
『イースターエッグ』と呼ばれる卵は、
「命の誕生」、復活の象徴とされており、イースターに欠かせない存在です。
そして『イースターバニー』と呼ばれるうさぎは、
多産で繁殖力も高いため「繁栄の象徴」として重視されているんです。

その他には、クリスマスにサンタクロースがこどもたちにプレゼントを届ける様に、
かつてはうさぎがバスケットにキャンディなどのお菓子を入れて、
こどもたちにプレゼントを届けていたと言われていることも理由のひとつだそう。

因みにモアイ像が有名なイースター島は、
1722年、復活祭（イースター）の日の夜に、
この島を発見したため『イースター島』という名前がつけれたとされています。

海外では様々なイベントが行われており国によって過ごし方や楽しみ方も異なります。

まずはアメリカ。

子供たちはイースター当日、朝目が覚めると枕元にお菓子やうさぎのぬいぐるみが入ったカゴを見付けます。
これは『イースターバスケット』と言って、『イースターバニー』と呼ばれるうさぎが、
寝ている間に持ってきてくれるのです。

その後、礼拝に参加したり家族や親戚、友人と食事などをして過ごすのが一般的。

学校や地域のコミュニティセンターなどでは『イースターエッグ作り』や、
中におもちゃやお菓子の入ったカラフルなプラスチック製の卵を探す『エッグハント』など、
沢山のイベントが行われます。

お次はドイツ

アメリカと同じく礼拝や、家族や友人と過ごすことはもちろんのこと、
噴水や泉を飾り付ける『オステルブルンネン』や、
北ドイツではイースター前夜に、
高く積み上げた薪を燃やして豊作を祈った『イースター・ファイヤー』といった
オリジナルの風習もあるのがドイツのイースターです。

それと、ドイツではなんと『イースターバニー』に手紙を書くことができ、
期日までに届いた手紙にはなんと『イースターバニー』から返事が届くそうですよ。
クリスマスのサンタさんへの手紙のようでワクワクしますね。

みなさんもお手紙を書いてみてはどうでしょうか。

最後にイギリス