食べていますか、旬野菜|ライフオンプロダクツ株式会社|Life on Products, Inc.

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食べていますか、旬野菜

今の時代、お店に行けばで何でも揃い季節を問わず食材も手に入りますが、
みなさんご存知の通り食材には旬があります。

旬の食材を使って料理をすると、
食卓で季節を感じられる事以外にも沢山のメリットがあります。

その1:旬以外の時季に比べて味が濃く風味と栄養価が高い
その2:価格が安い
その3:その時季に身体が必要とする効能を持っている

春の日差しを沢山浴びて育った春野菜には、葉緑素とカロチノイドなど抗酸化力のある色素が多く含まれています。
その為デトックス効果のある野菜が多いそうです。

夏野菜には身体を冷やし、体調を整えてくれる効能があり、夏バテに効く。

など、旬の野菜には身体のバランスを整える作用があります。

春~初夏にかけての旬の食材と言えば、
キュウリ、ズッキーニ・ヤングコーン・枝豆・さやえんどう、スナップエンドウ・新生姜など
他にもまだまだたくさんありますが・・・

特に、これから梅雨に向けては湿気が増し、
体内にも余分な水分「湿邪」が溜まりやすくなるため、
利尿・利湿作用のある、まめ科・うり科の食材はおすすめだそうです。

ということで、
今回は旬まっさかりのまめ科の『そら豆』のご紹介をしたいと思います。

『そら豆』は
塩茹でするだけ!
焼いて塩を振るだけ!
ガーリックオイルで炒めて塩コショウをするだけ!

このように、簡単にビールと相性抜群のおつまみに変身するため、
『そら豆大好き!!』と言う方も多いと思います。

『そら豆』は、漢字で書くと「空豆」や「蚕豆」。

「空豆」は、さやが空に向かって伸びる姿に由来し、
「蚕豆」、さやが蚕(かいこ)の繭(まゆ)に似ているからなどと言われています。

歴史は古く、日本では奈良時代にインド僧の仙那によって、
中国から持ち込まれたという説もあります。

人の身体に必要な栄養素が、まんべんなく含まれている優れた食材でもあります。

主な栄養素はたんぱく質で、
ほかにもビタミンB1、B2、ビタミンC、
鉄分や食物繊維なども豊富に含まれています。

皮の部分には食物繊維の多くは含まれているため、
新鮮で皮がやわらかいものは捨てずに調理するのがおすすめです。

亜鉛の含有量は野菜の中でもトップクラス。
鉄分もなんと!ほうれん草よりも多く含まれています。

食生活が乱れがちで、ビタミンやミネラルが不足気味な人には、
今が旬の『そら豆』は頼もしい味方になってくれるはず。

しかし鮮度が落ちやすい『そら豆』は、日持ちは3日と言われることも・・・。

さやから出すと、急激に鮮度が落ちてしまうので、購入後はなるべく早く食べること、
調理する直前にさやから取り出すことを心がけると良いでしょう。

さやから出したそら豆を見ると、淵にへこんだ黒い線があります。
ここは「お歯黒(おはぐろ)」と呼ばれ熟度の目安になります。

旬の出始めは色が薄めですが、時季が終わりに近づいてくると黒いものが多くなります。
食べること自体、問題はありませんが鮮度が分かるので調理前に確認する事もポイントです。

当日食べないそら豆は冷蔵ではなく冷凍保存がオススメ。
冷凍すると約1ヵ月保存できます。

購入するときのポイントは茶色い部分がなく、
さやの緑色が濃く産毛の取れていないもの。

豆とさやの間に空洞がなく、ピタッと密着しているものも新鮮な証です。

そら豆に限らず、旬の食材を取り入れることで健康にそして心が豊かになります。
栄養価も高くおいしい旬の食材をぜひ積極的に取り入れてみてください。

私もそら豆が大好きなのでおいしい茹で方を調べてみました。

【材料】
・そら豆(さやごと):400~500g
・塩:茹でる水に対して2%ほど
※お湯800mlに対して塩大さじ1程度

【作り方】

  1. そら豆をさやから出す
  2. 黒い部分の反対側に浅く切り込みを入れます。
    (茹でる時には塩がまわりやすくなり、食べる時にも実をつるんと出しやすくなります)
  3. お湯を沸騰させ、塩を入れて2~4分茹でる
  4. ざるに上げて少し冷まして完成

是非おいしいそら豆をお試しください。

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