2021.10.20 CULTURE オラウータンじゃないよ、「ジャック・オー・ランタン」だよ。 #Trick or Treat #かぼちゃ #ジャック・オー・ランタン #ハロウィン ハロウィンと聞いて、皆さんが浮かぶワードは「Happy Halloween(ハッピーハロウィン)」「Trick or Treat(トリック・オア・トリート)意味:お菓子をくれなきゃ、いたずらするぞ!」かと思いますが、ハロウィンとは毎年10月31日に行われ、その起源は紀元前のケルト民族までさかのぼります。古代ケルトでは、この夜に悪霊や魔女などが出てくると信じられていました。 古代ケルトでは11月1日が新年で、前夜の10月31日から、秋の収穫物を集めた盛大なお祭りが開かれていました。この日には、死後の世界との扉が開き、先祖の霊が戻ってくるとも信じられていたようです。日本でいえば「大みそか」「秋祭り」「お盆」が一度に来るイメージですね。私の大好きな映画「リメンバー・ミ―」みたいですが、ちなみにこちらはメキシコの文化が題材。 現在では宗教的な意味合いは薄れ、子供たちが精霊やお化けに仮装してお菓子を貰ったり、ホラーを楽しんだりするイベントとなって多くの国で親しまれていますよね。その後ケルト民族はキリスト教化しましたが、祝祭の習慣は残り、キリスト教会が11月1日を「諸聖人の日」を意味する「All Hallo」と定めたことから、その前夜=「All Hallo Eve」 が転じて、ハロウィンと呼ばれるようになったと考えられているそうです。その日は仮面をかぶったり、魔よけの焚火などをしたと言われていますが、悪魔や魔女、さまよえる魂なども死後の世界からやってくるので、人々はそれらと同じ格好をし仲間だと思わせることで、悪さをする霊や魔女から身を守るために仮装をしていたそうです。2年前、近所の商店街で行われていたハロウィンパレードに参加したとき、我が家の息子は悪魔のような仮面とマントを身に着け参加しましたが、一緒に参加したお友達に大号泣されていた思い出が懐かしいです。毎年、保育園でもハロウィン行事が行われ、先生たち手作りのお揃いの衣装を着て近所のお花屋さんやパン屋さん、クリーニング屋さんを回りお菓子を貰うの恒例だったのですが、昨年から好きな仮装をし登園し、仮装をした先生たちにお菓子を貰うというご近所は回らず、これまた大好きなイベントの一つが新様式になりました。今年は何が着たい?と聞くと、世界でも大人気のアニメキャラクター、ピカチュウになりたいそうで、収納の奥深くに眠っているミシンでささっと手作りしてあげたい気持ちは、一先ず置いて置き・・・絶賛既製品の着ぐるみを検索中です。 昔はカブだった真実 ハロウィンの風物詩といえばオレンジ色のかぼちゃ。身をくりぬいて中に火を灯すランタン(提灯)を、ジャックオランタンと言いますが、実はケルト人がもともと使っていたのは、かぼちゃではなく“カブ”をくりぬいて作ったジャックオランタンだったそう。 かぼちゃに変わったのは、ケルト人がアメリカへ移住したことが理由と言われています。 かぼちゃの方が手に入りやすかったことも理由の一つ。 コラムでは詳細は書きません、この“カブ”が使われていた理由。ちょっと ゾクっ とする言い伝えがあるので、気になる方は【カブ ジャック・オ・ランタン けちんぼジャック】で検索してみてください・・・。 ちなみにジャックオランタンは直訳すると、「ジャックのランタン」という意味になります。 仮装を楽しみ、お菓子を貰う賑やかな日だと思っていたハロウィンに、ちょっとゾクっとする怖い伝説や由来があることをコラムをきっかけに知り、また一つ雑学知識が増えました。 特別な何かはしないけど、ハロウィン当日は食卓にかぼちゃやカブを使った料理やスイーツを並べてみても良いかもしれませんね。 Chef de PRISMATE(シェフドプリズメイト)では、レンジやブレンダーで簡単に作れる“かぼちゃのポタージュ”のほか、様々なかぼちゃレシピもご紹介していますので、是非チェックしてみてください。カボチャのレシピはこちら では、皆さんTrick or Treat!